2005年05月01日(Sunday)

今回はつよぽんとマサキさんの3人で山梨まで一泊行程でツーリングに行ってきたYooですこんにちは。


〜始まり〜

集合は高井戸陸橋に06:30。
僕は余裕を見て05:50に部屋を出てバイクの準備をしてから出発した。
外は既に明るみ、前々回のツーリング時に感じた死への危険の気配は無かった。

しかし走ってみると何気に寒かった。

集合場所に着いたら既につよぽんが待っていた。
暫くするとマサキさんもやって来た。

このときはまだバイクをキレイキレイにしていた・・・ CB400SS

よ:「今日寒いっすねぇ。」 つ:「そう?」

早速出発する。
環七を南下していき用賀より東名高速に乗り一路海老名SAを目指す。


〜海老名 de 涙〜

07:00 予定よりも大分早く海老名SAに到着。
ここで軽食を摂る事に。
車とバイクでごった返すパーキングにバイクを止めて、食事どころを目指しながら所狭しと並べられているビッグバイクに目を奪われる。

(欲しいなぁ。ゴクリ・・・。)

人で溢れ返っている店内になんとか三人分の座席を確保して各々物品調達へ。
つよぽんが何やらアメリカンドッグみたいなのを買ってきた。
「これ好きなんだよ。」
そんなことを口走りながら、からしをにゅるにゅるとかけていく。
そしておもむろにかぶりつく。
モグモグと美味しそうに食べていたつよぽんに異変が走る。
その目にはうっすらと涙さえ浮かべていた。

「・・・辛い・・・。」

どうやらからしがきつかったようだ。
それでも食べ続けるつよぽん。
涙を流してアメリカンドッグを頬張るこの男性が一児の父というのだから全く持って生物の不思議だな。
とか思いつつ僕も自分の買ってきたパンを頬張った。

「・・・うえっ、まず・・・。」

僕はトイレから戻ってきたマサキさんにパンをプレゼントした。


〜本性〜

海老名を出てから30分もしない大体08:00頃、足柄SAに到着した。
思ったよりも気温が低くて寒いので、ここで小休止することに。
マサキさんは風景を撮影するために消えていった。

バイクを停車して暫くすると、大勢でツーリングしている一団がやってきた。
中には女性も居た。

「やっぱり女の子がいるといいよね。」
つよぽんが言った。
「そうっすか?男だけってのも気楽で好きですけど。」
「さくらさんに免許取らせてツーリング誘おっか。」

(うわっ、免許取らせてって、さくらさんには選択の余地無いんだ。鬼畜って怖ぇー。)

つよぽんの本性が垣間見れた。
戻ってきたマサキさんを交えて談笑した後、御殿場ICを目指して出発。

つ:「トラボルタ。」 よ:「ねむ・・・。」 よ:「結構寒いっすね。」 つ:「そう?」

糞重いジャケット 「東海地震が来たら・・・、どうすりゃいいの?」

よ:「えっと・・・、あの、もう撮っちゃいますよ?」 CB400 Super Four


〜富士の裾野〜

09:00 予定よりも大分早く御殿場ICに到着。
足柄〜御殿場間をつよぽんが異常に飛ばして疲れた。
130km/hオーバーでガンガン飛ばしていくので、寒さとXRの振動でブルブルと震えながら必死について行った。

御殿場! つ:「俺、御殿場!」

ICを降りた後は富士五湖有料道路を目指して、片側一斜線の一般道路を疾走していく。


〜富士の脇〜

入り口のやたらとわかり難い富士五湖有料道路に09:30頃、やっとこさ到着した。
空に目をやるとどよんと曇ってきている。
いかにも雨が降りそうだ。
ゲートを越えたらつよぽんが空を見上げて言った。
つ:「雨が降ってきそうだね。レインコート着る?」
よ:「えー、まだいいっすよ。降って来てから着ましょうよ。」
マ:「そうだねぇ。まだいいかな。」

という事で恐れを知らぬ僕に引きずられるようにして出発。
走行していて思ったけれども、どうやら標高が上がってきているようで糞寒い。
ブルブルと震えながら走っていたら温度掲示板があった。

「14度」

(うへっ、死ぬ。)

見なけりゃ良かった、と思いつつ樹林を勝ち割って作られた道路を突き進む。
すると突然左右の視界を塞いでいた樹林が途切れた。

(おぉ、広々として良いね。)

しばらく走行してからミラーへ目をやると、後ろでマサキさんが「横ー!横ー!」とでも言う風に左腕を左方向に向けて何度も突き立てていたので顔を向けてみた。

息を飲むとはこの事だ。
と今でも思う。

そこには富士山が佇んでいた。
白く雪を被って、雄大なる富士が僕の視界いっぱいに鎮座していた。

「お、ぉぉ。」
我知らず声が漏れる。

さらに先へ行くと路肩に車を止めて写真撮影しているカップルが居た。
僕も止まって見たかったので前を行くつよぽんにその意思表示をしようと、マサキさんの真似をして合図を送った。
しかし全く気付いてくれずにそのままスルー。
初めて「いけず〜。」という語が実感を伴って理解できた瞬間だった。

それなので有料道路の終点に着いた時に、「富士が綺麗だったところで路肩に止まりたかったんですけどねぇ。」とつよぽんにその旨を伝えたところ、「分かってたけど、でも路肩に意味も無く駐車するのは違反だから。」と返って来た。
つよぽんは「いけず〜な人」ではなくて、「きちく〜な人」だったと言うことを再確認した。

ま:「にへっ。」 よ:「うひっ。」


〜道の駅〜

有料道路のゲートの出口付近で宗教の勧誘をしていた女性をひらりと交わし、やたらとヌボーっとした(?)道を走って10:00頃道の駅に到着した。
道の駅の駐車場には所狭しと車が停まり、盛況だった。
僕らも駐車場の脇っちょにバイクを停めて散策する。
マサキさんは風景を撮影するために消えていった。

この顔、鼻が北陽のでかいほうの鼻に似てる。 スマイル

よ:「えっ、あの、じゃぁはい撮ります。」

駐車場の横にミツバツツジが咲き誇るちょっとした庭園があったので向かってみた。
もう少し先へ行けばスロープへと続く入り口があったんだけれども、そこへ行くと遠回りになるので石垣を乗り越えて入った。

よ:「花の名前なんてほとんど知らないなぁ・・・。」

ちょっとした展望台らしきものがあり、そこから富士を眺めた。
空が曇りどんよりとしているせいか富士がくすんで見える。
(有料道路で見た富士には遠く及ばないな。)
とほんのり思う。

かすむ富士 I was looking at Masaki!

よ:「ハハハハハ。」 よ:「撮れたんすか?」 ま:「グッド?」 つ:「あっ。」

撮影しているマサキさんを残してスロープを降りていく。
すると入り口らしき場所に改札機がある。

(?)

よく見てみると「100円」と書かれていた。

(!)

(金いるんじゃん!!)

とりあえずそのままスルーしといた。
その後も色々と散策したけれど、特に目を引くものは無かった。
歴史館とバラ園に入ろうとしたら入場料が高かったので断念した。

奥さんにメールを送るつよぽんと近隣情報を仕入れる僕、そして盗撮するマサキさん よ:「なんか似合っちゃってるじゃないですか?」 つ:「似合ってるね。」

出発するにあたって、僕とマサキさんでバイクを交換することにした。
他人様のバイクを運転するのは初めてなので緊張する。
セルを回してエンジンを点火した。
あまりにも静かに点火したので気付かずにクラッチを放してしまいエンストしてしまった。
なんだか教習車を思い出してしまった。

とにかく静か。
アクセルを開ければ素直についてくるし、どのギアにあっても無理なく疾走する。
更に僕は試せなかったんだけれど、V-Techという機構がマサキさんのバイクには備わっていて、そいつは7000回転以上になるとまた一段とスピードアップするという恐ろしいポテンシャルを秘めているのだった。

途中湖で休憩を挟んで、山のうねうねした道を下っていく。

つ:「愛ゆえに人は苦しむんだよ・・・。」 ま:「そして愛ゆえに人は悲しむんだよね。」 つ:ま:「愛ってなんだろう?」

下っているときにちょっとスイッチが入ってしまい、もっとガンガンに攻めたかったのにつよぽんがあまりそういう素振りを見せなかったので消化不良だった。
それでも楽しかった。

山道の途中でつよぽんがガソリンを給油した。

山道 つ:「うふっ。」

山を降りた先で道を確認するため停車した。
そのときにマサキさんと交換していたバイクを元に戻した。
(XRで山の下りを走るのも面白そうだな。)
と思った。

よ:「あっ、メールが着てる。」 つ:「ぼえー。」


〜温泉街石和〜

11:30頃には既に石和へ到着していた。
早速宿へ向かうことに。

石和の町を疾走する三人。
石和の町をホテル目指して疾走する三人。
石和の町を地図で確認しホテル目指して疾走する三人。

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つ:「どこ、ここ?」
よ:「えー?まじっすか?迷ったんですか?」
ま:「つよぽん君、ちょっと地図見せて。」

石和の町で道に迷う三人。

あーでもない、こーでもない、と議論を交わしとりあえず出発することに。
地図の縮尺がおかしてく、現実の道路とうまくリンクしてくれない。
ブインブイン走った後に神社の横の大きな看板に辿り着いた。

よ:「あれっ、そこがあそこだから、そこんところを曲がったらあるんじゃないですか?」
ま:「そうだねぇ、そんな気がするよ。」

そのときつよぽんは地図を大きく行き過ぎてしまい、片側一斜線の道路でのUターンにてこずり、何度も切り返し動作をしているところだった。
※(つよぽんのCBはハンドルを下げているため、ハンドルを大きく切るとタンクに当たってしまうのだった!( ´,_ゝ`)プップクプー)

そして件の曲がり角を曲がった先に、僕らの目指していた「ホテル千石」の看板が粛々と佇んでいた。

<第二部に続く>